書籍装画『90歳を生きること』

書籍装画
『90歳を生きること』
童門冬二

東洋経済新報社
装幀:石間淳
装画:正一

童門冬二さんのエッセイ『90歳を生きること』(東洋経済新報社)の装画を担当しました。

「生涯現役、一生勉強」──、学ぶことがあるから人生は面白い。
90歳の歴史小説家に学ぶ最後の一日まで悔いなく生きる秘訣。高齢者の日常を軽快に描く言葉の数々。体の不調も悩みも吹き飛びます!

本書は、90歳になっても「生涯現役、一生勉強」をモットーに作品を書き続ける歴史小説家が自身の体験をもとに描いた、年をとるほどに人生が楽しくなるエッセイ。
ワイシャツの袖のボタンをはめるのに20分かかる。
前立腺肥大、白内障、脚力の衰え…、カラダのほうも不調が続く。
後期高齢者ってつらいなあとつぶやきながらも、歴史だけでなく、市井の人々からも学び続ける「生涯現役、一生勉強」の姿勢に、後期高齢者でなくても、毎日をたくましく生きるヒントがある。

「素朴に、武骨に、力強く、描き出していただけたら」とのご依頼から、そのせつ、黒の輪郭線を描かない描き方に。
表4や扉にも版画を入れていただき、余白の中に賑やかさがあるかと思う。